「意思決定を支援するために」をテーマに、研修会は上林先生に高齢者の特徴、意思決定支援の基本的な考え方と姿勢、基本的な方法、模擬事例、事例紹介に加えて、短時間のロールプレイという内容でした。
病院の中では、手術する・しない、生活や生命に影響する治療をするかどうか、本人の意思が確かめられないが今後の治療をどうしていくか、家族がいれば相談できるが、身寄りのない人はどうするのか、多職種で複数回話し合いをして決めていく等さまざまな対応をしています。そのような対応をする際に、本人の意思を引き出す話し方や、家族や周囲から情報を集めてアセスメントする等、多くのヒントをいただきました。ソーシャルワーク支援そのものだと、後になって思いました。
ロールプレイも短時間でしたが、役割になりきった立場で感じた思いを出し合い、普段の支援を振り返り見直すことができました。Zoomでもロールプレイできる!と思いながら。
研修の新しい形、また普段から「意思決定支援どうする?」と感じていることの一つの方向性を再確認できた研修会でした。
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